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ひたすらに日中考えるのは、休業中に何をすべきか。

とにかく演劇レースを走り続けなきゃいけないと信じてずっとやってきて、どれだけペースが落ちても、足を止めたら終わりだと思って走り続けてきたけれど、腹をくくって立ち止まってみたらなんとビックリ、走るべき道はまだいくらでもあった。

自分は演劇で、脚本で食っていけるようになる、と意気込んで走り続けてる間に盲目になっていたけど、自分がしてみたい事やすべき事はいつの間にか沢山見つけていて、それに目をやる余裕が無かっただけという事に気づく。そしてその結果広がっていかない世界の中で脚本もうまくいかなくなっていったってんだから頭が悪い。

それに気づいたのがこの歳というのが、遅いのか早いのかわからないが、自分にとってはこのタイミングなのだと思うし、これまでの事より、こっから先をどう進むか、今はそれだけに集中しようと思う。

自分の中にいつの間にかできていた固定概念を一掃しつつ、本質的に自分が好きな事（したい事）をシンプルに見つめ直す作業。停滞していた体を、更新、更新、更新。

そうしていくうちに見えてくる未来予想は、思ったより明るそうだ。まだ不確かだけど、信じて今日も進む。誰よりも楽しむには、それ相応の覚悟が必要みたい。

とにかく僕は演劇が好きだ。だから離れる。