必殺!期間限定作戦!

期間限定にしていく事。ここにドデカイヒントが隠されてると見た。

急に何を言い出したかと言うと、「モチベーションの効率の良い保ち方」の話だ。

好きで始めたのに、いつの間にやら本気になれなくなる。夢中になって楽しめなくなる。夢を目指して、何かに取り組んだ事がある人は、大なり小なり誰もが経験あるのではないだろうか。

僕はと言うと、演劇を始めて10年。脚本演出を始めて6年。振り返ってみれば、夢中の熱量で臨めていたと自信を持って言える期間より、全てを賭けてやり切れてなかった期間の方が多かった事に気づく。続けてきたと思ってたが、これは本当の意味で続けてきたとは言い切れないと、反省の意を込めて思う。

そんな事に気付いて、じゃあ「自分はそれほどその事柄が好きじゃなかったのか」と片付けられるほど割り切りはよくないし、認めたくない自分がいるので、もっと前向きな解決策を探った時に、今の生活がヒントになった。

 

このところの日々と言えば、誰とも遊べず、趣味に時間を使う余裕などもちろんなく、バイトに明け暮れ、合間合間で待ち受ける12月のに向けての準備・準備・準備。一見世界で一番地味な日々のようだが、当の本人はこれに一切のフラストレーションを感じていない。限られた時間の中で、目指すとこに少しでも近づく為に1分も無駄にできないと無我夢中。

 

何故そうなってるのか。

 

「期間限定」だ。

 

「一つの事に熱中し続ける事」の解決策が「期間限定」というのもおかしな話だが、全くもってふざけてる訳では無い。要は、明確な始まりと終わりを作り、終わったらまた始める。そのルーティーンの連なりが、結果的に本当の意味で“続けている”という事になるんじゃないかと思った。

 

大好きな物も、食べ続ければ飽きたり、他の物を食べたくなる。それを悪い事と捉えず、また「どうしても食べたくて食べたくて仕方ない」状態に意図的に持っていく。その為には「終わってしまう楽しみ」という要素が非常に効果的なんじゃないか、というのが僕の至った考えだ。

 

これが正しいかどうかはわからないが、例え間違っていようと、思った事を信じて、一つ一つ確実に実行していく。思った時点で、もうそれは「夢中でやりたい事」になり得るのだから。

 

自分は何が好きで、今は何がしたいのか。ハッキリさせていく。