小さな青春の連続
長らく出演できていなかったYouTubeチャンネル「びじょどー」
こんな三人でワキャワキャやっております。
最初に塚原さんの呼びかけで集まった時に「チャンネル名をどうしよう？」という話になり、僕の提案で決まった番組名は「美女と童貞」だったが、視聴者さんからの猛烈な不評と、何よりメンバー内でのしっくり来てない感の果てに再考となり、現在の“びじょどー”となった。
個人的には「なんだよヒヨリやがって。反対意見があるくらいの方がバズる論知らねーのか。これだから時代の流れも読めない勉強不足のグータラ共は」というスタンスを貫きたい思いもあるが、心の奥では「ホントに良かった」と安堵の境地だ。ゼッテー無理だ美女と童貞なんて。検索したら如何わしい画像しか出てこねーし。大体童貞じゃねーし(リスペクトはんにゃ)
そんなポップ＆キュートYouTubeチャンネル「びじょどー」が久々に動画を配信。
なんと今回は三人でなんちゃってグータンヌーボに挑戦。「無理に決まってんじゃん。だって普段から俺ら三人で盛り上がらねーんだから、これだからお喋り下手のおケツプリプリ」意外に盛り上がったのだ。
話し出したら、やはり演劇界にそれなりに長くいる三人。芝居の話や演劇論で終始楽しく。まぁそれがお客さんに届くまでに昇華できてるかはわかりませんが、こんなマニアックなチャンネルも良いんじゃないでしょうか。ヨカタラミテミテクダハイ。
とか言っておいて、そんなびじょどーもあと二ヶ月弱でお休みさせてもらうことになっちゃうんですが(配信が年明けになる可能性は大いにあります)、“休む”と決めてからというもの、「え？あれもできなくなるの？あ、これも？それも？」と次から次へと。
休むと決める前は、もう演劇は無理かな〜とさえ思ったのになんとも気まぐれな心模様。
でもこれも一つの発見で、大好きで、何よりも優先したかったものでもいつまでも続けられる(いつでもやれる)と思うと、いつの間にか二の次になったりそれなりになったり。アレヤレいつの間にか熱量が落ちていて、それに自分でも気づけなかったりする。このブログを始めてからの数日でそんな事に気づいたりしています。少なくとも僕は知らず知らずそうなっていた。
そして、そんな事態を避け、よりモチベーション高く前進する為に有効な手は、僕が思うには「小さな青春の連続」の日々作り。
誰でも、明日に迫った文化祭はワクワクする。それはこの機会がレアだとわかってるからだし、丹精込めて準備してきたからだし、何より自分が一番楽しみだからだ。
それを恒例化した日常の中に、小さい爆破を起こすように組み込んでいく。
その為には、自分がしたい事。楽しいと思う事を常に。とにかく心に素直に動く事。そんな癖をつける事。その覚悟を持つ事。そんなとこかなと。
そんな日々の繰り返しを楽しめていけた時にやっと、目指すとこへの前進が始まるんじゃないかと思う。
今回の決断は、そんな目指す日々へのヒントを教えてくれた。もしあなたが過ぎていく日々に流されていて、それをどうしたら良いかわからずモンモンとしているなら、自分の大切なものとの距離感を一旦変えてみると何か気付ける事があるかもよ、と実験中の僕は思います。実験中だと説得力が弱いので、ちゃんと結果出せたらまた話します。
考える時間も試す時間も十分にある。失敗だってできるだけしたったら良い。大事なのは、失敗の手前で悩むことより、決断したその先で何ができるかだ。
だから、「美女と童貞」なんて信じられないセンスのチャンネル名だって大いなる意味のある失敗だったのだ。絶対そうなのだ。てか失敗じゃねーし。童貞じゃねーし。
