西新宿朝劇にハラマサ見参
出演して参りましたとも、朝劇西新宿。
(1枚目)通常
(2枚目)仲良し偽造
「愛の回転式」西新宿朝劇の新作です。
前作「恋の遠心力」は観に行かせてもらってたのですが、こちらはまだだったので、観る前に出演させて貰えちゃうという嬉しいハプニング。
全体の流れも観させて欲しいと、朝早めに行って皆さんのランスルーを拝見。(リハで通す事“ランスルー”って言うんですって。なんとオシャンティー)
台本上だけでは浮かんでこなかった絵や世界が目の前に現れて、ただただお客さんとして楽しんじゃいました。
今日はお客さんとして関森絵美が来てくれて、まだまだある朝劇の可能性にビックリしてたんだけど、正にそう。もちろんこんなんありだし、何だってあり。やりたい事を、できない、じゃなくて、どうやったらできるか。という視点で作られてるようなこの作品は愛や遊び心が沢山詰まっていてとてもキラキラしていた。
終演後に龍さんや数名のキャスト・スタッフさんとお茶したのだけど、そこでもずっとお芝居の話。
みんなお芝居が好きなんだなぁ〜と感じると共に、何故こうも僕らが(僕が)朝劇に惹かれてるのかをふと考える。そんなふとの中で浮かんだ答えは、そのシンプルさ。なのかな、と。
舞台とは違い、照明も(基本的に)無い。音響もできることは限られている。そんな中、その身一つ、お芝居のみで相手と空間に溶け込む。生き物のような瞬間を泳ぎきるそこをみんな役者として本能的に楽しんでるんじゃないかと思った。テレビでいうと、すべらない話とか、最近でいうとAmazonプライムのドキュメンタルみたいなシンプルを追求した逃げ場なしの勝負。あ、どっちも松本人志さんだ(笑)
朝劇のそのスタイルは、時に批判的に言われたりするんだけど、それがある意味続いている理由なのかもしれない。そんな事を思った西新宿朝劇出演だった。ずっと朝劇はやってきたのに、外に出てみると気づく事とか再発見する事がある。やっぱり挑戦は続けていくべきだね。
朝劇渋谷メンバーでもある正木航平。見事な主演だった。
朝会って開口一番「今日はオシャレなんですね」と言っていたので、一週間の絶交とする。
龍さん。自分が信じたスタイルを貫き続け、ここまで西新宿朝劇を盛り上げてきた。
もうただの役者仲間という関係ではなく、不思議な縁を感じる相手だけど、一人の演劇人としてただただリスペクトです。お誘いありがとう。
急な出演発表だったのに、出演と聞いて来てくれた皆さん、ありがとうございます。
どの角度から見ても「ファンのみんな」というより、「親戚がみんなで応援に駆けつけてくれた」ような雰囲気で、そこに関しては今一度、「私(僕)はハラマサのファンである」という再認識を強くお願いしたいところだが、皆さんがいてくれる心強さはパ無いっす。ありがとうございます。
とにもかくにも、楽しい時間だった。西新宿朝劇、オススメです。ぜひ(^ ^)
ボンジュール